自分と愛する人の最期を思うとき
人は死んでも、
たましいは永遠。
空を見ても、
森を見ても、
町の雑踏の中でも、
そのことを感じることができます。
両親、パートナー、子供…
愛する人たちの瞳の奥を見るときにも。
今の中に、永遠が、息づいていると感じます。
しかし、今回の人生は
一人一人、1回きりです。
自分の最期、
愛する人の最期を迎える時、
どのようにすごすのか。
とても大きなテーマですね。
今月号には、記事、
「自分と愛する人の最期を思うとき」が掲載されています。
編集担当まみ(♂)から、
以下に、内容を紹介させていただきますね。
☆☆☆
自分の最期を託す人
『シコふんじゃった。』
『Shall we ダンス?』
『それでもボクはやってない』
など、数々の名作映画を世に送り出してきた周防正行監督。
周防監督の新作映画が、
この10月27日から公開されています。
タイトルは『終の信託』(ついのしんたく)。
意味は、「終」つまり自分の死を、
誰に託すか、生前に決めることです。
映画は、エリート女性医師が重篤な症状の患者に
「最期のときは楽にしてほしい」と懇願されて
「ある決断」をするまでと、
その後の顛末を描いています。
自分の最期を託すべきは、
医師なのか家族なのか。
終末医療は、どのように行われ、終えられるべきなのか。
尊厳死に関して日本の法制度は現状、どうなっているのか。
こうした、生死にまつわるさまざまな問題を扱いつつ、
美しいラブストーリーでもあるという大作になっています。
今回、この映画の主演女優である草刈民代さんと周防監督に、
今回の映画で表現されたことに加え、
人の生死の問題、愛する人の最期をどう受け入れるか……
についてお話をいただきました。
ぜひ、映画とともにご覧になってください。
映画で描かれた内容を、より深くつかめることうけあいです。
●『終の信託』ウエブサイト=http://www.tsuino-shintaku.jp
☆☆☆
一期一会を、しっかりと、味わい、楽しみたいですね。