「心の分岐点を超える」とうまくいく
絵本作家のきむらゆういちさんに、八ヶ岳のえほん村で、先日お目にかかりました。
きむらゆういちさんは、「あらしのよるに」シリーズが300万部、
「いないいないばあ」などの赤ちゃん絵本シリーズが1300万部(!)、
他にもミリオンセラーがあるという、もう、とてつもない実績。
現在は後進を育てることにも、力を注いでおられます。
なんというか、モフモフッとしたユニークな存在感で、絵本に出てきそうなかたでした。ある日、森を歩いてたらばったり出会って、あらこんにちは、もふっ、、、てなりそうな、モフモフ感(^o^)
八ヶ岳のマジョこと松村雅子さん(絵本作家、えほん村館長)にお誘いいただいて、「チャレンジ絵本作家さん」というイベントに、絵描きのパートナーと共に、伺ったのですが、きむらゆういちさんの、創作の秘密の数々を聞くことができました。
「下手でもいい。たいせつなのは、存在感」
「人の心には、見えない分岐点があります。
それを超えるものを提供すれば買ってもらえるし、分岐点を超えないものは、買ってもらえない」
「おいかけっこや、かくれんぼが、人は大好き」
などなど、なるほどなぁと思うことばかり。
まずは自分の中の、心の分岐点を超えなければ、話になりませんね。
今回の八ヶ岳で、心の分岐点超えといえば、、、
峰々を眺めながら歩いていたら、お馬さんが道路をポックリポックリ、やって来た!(その目がかわいいこと!馬でかい!)
その後しばらく歩いてたら、路上にこんもり、ほかほかのバフンがぁ!
(くさくない!)
(フンでかい!クルマがスリップしそう!)
とかとか、、、
日常にそういう瞬間はたくさん、あるわけですが、
そこから、人の心の分岐点を超える表現をしていくには、
人間や、目の前の人に関心を持つことが必須だよなぁと、痛感したのでした。
きむらさんはとにかくメモを取りまくるそうですが、そのやり方も参考になりました。
表現活動をしているかたはもちろん、どんな仕事をしている人にも使えるヒント満載で、いずれ、ゆほびかでもインタビューさせていただきたい!と思います。
それにしても、八ヶ岳の素晴らしい自然の中にあるえほん村はほんとうに、すみずみまで愛の行き届いた空間です。
日本で最初の、自然の中の絵本ミュージアムだそう。松村太三郎さんと松村雅子さん(マジョさん)が、作家ご夫婦で運営されてます。子供には夢の場所、大人には夢と癒しを感じられる、すてきなテーマパークだと思います。
えほん村
http://ehonmura.jp/
展示してあった、太三郎さん作のカワイイどんぐり机にパートナーがひとめぼれ。みごとな芸術品だけあって高いなあ(^^;
絵本文化を育てる活動をされているマジョさん、貴重な機会をありがとうございます。