病気・肥満・痛みを改善する「歩き方」とは?

今月号の『ゆほびか』、
おかげさまで完売書店続出の勢いのようです。
心より感謝申し上げます。

本日は、第一特集の
「歩き方を変えるとやせる!病気が治る!痛みが消える!」の中から、
ご好評いただいている「おなかインアウト歩き」など、
いくつかコツを、担当者からご紹介させていただきますね。

☆☆☆病気・肥満・痛みを改善する「歩き方」☆☆☆

ふだんの歩き方をちょっと意識して変えるだけで、
長年悩まされてきた病気や、しつこい痛みが消え、
寿命が延び、外見も美しくなることが、
内外の大規模研究や調査でわかってきました。

5000人のデータを13年間も取り続けた「中之条町の奇跡」と呼ばれる調査では、
日本人がかかりやすい病気をすべて防げる
「歩数」「時間」が判明しています。

参加した町民の医療費が3割も減り、
世界を驚かせたその調査結果を、詳しくご紹介。
ポイントの一つは、体に少し負荷がかかるくらいの速歩き。
全貌は誌面でご紹介していますが、

たとえば、ガンを防ぐには、1日7000歩、そのうち15分は速く歩く。
うつを防ぐには、1日4000歩、そのうち5分は速く歩く。
これだけで、病気になりにくくなることが、データで明らかになったのです!!
実際に、高血圧や糖尿病が大幅に改善した人が続出しているそうです。

そしてNHKの番組でもおなじみのウォーキングインストラクター、
君塚正道さんには、美しく、速く、
体に負担なく歩くフォームを3ステップで教えていただきました。

また、今回は、目的別・症状別にいくつかの「歩き方」を紹介していますが、
なかでも、お勧めは、人気テレビ番組「世界一受けたい授業」で紹介された
「おなかインアウト歩き」です。

通勤や通学、買い物、散歩など、
毎日のちょっとした外出の機会に行うことができる
“ながらダイエット”です。
驚くほど効果が高いことで、
テレビで紹介されたときもスタジオが騒然となるほど、
目を見張る劇的な痩身効果が現れました。
足を踏み出すタイミングに合わせて、
おなかを出したり引っ込めたりを繰り返します。

出して、引っ込め。

出して、引っ込め。

出して、引っ込め。

この動作を毎日の通勤のときに行うようにした考案者の川村昌嗣先生は、
なんと10kgのダイエットに成功し、
おなか回りは17cm細くなってメタボ体形と縁が切れたそうです。

これまでにいくつものダイエットを試しては、
リバウンドする日々だったという川村先生は、
「おなかインアウトウォーキング」でやせてからというもの
まったくリバウンド知らずと、自信を持ってお勧めしてくださいました。
早速チェックして、楽やせを体感してください。

さらに、今回の特集では、
「【体と心を治す歩き方】全身の痛みや不調に薬よりも効く!」と題して、
臨床の第一線で活躍中の医師や治療家のかたがたに、
お勧めの歩き方をご教示賜りました。

その1つは、ひざ痛を改善する「母趾球歩き」。
考案者は、田中瑞雄医師です。
中医師は、自らのひざ痛、変形性ひざ関節症を治すために、
いろいろな歩き方を試行錯誤し、
ようやく最後に辿り着いたのが、
母趾球歩きだったと語ってくださいました。
ポイントは足の親指側に体重をかけて歩くこと、とやり方も簡単です。
これまで300人余のひざ痛の患者さんに勧めて
100%の効果を上げて来られました。
母趾球歩きをしたことで、
症状が悪化したという人は1人もいないそうです。
なかには、午前中に診療に来て、
午後には症状が消えて大喜びで帰ったという70代の女性の例や、
ゴルフのラウンドができるようにまで回復した男性など、
目覚ましい効果を体験したというかたもいるほど。
まさに、ひざ痛に革命を起こす歩き方といってよいでしょう。
誌面でぜひご確認を!

大腸内視鏡の名医・松生恒夫医師による便秘改善のための歩行術、
「地中海式そぞろ歩き」もご紹介しています。
イタリアなどの地中海沿岸地域に暮らす人々は、
そぞろ歩きの習慣があるそうで、
実際に便秘や大腸ガンなどの大腸の疾患がとても少ないという特徴があるそうです。

人生もガラッと変わる、歩き方のコツを、ぜひ、試してみてくださいね。
(相馬・江副・森)


今週も健やかにお過ごしくださいますよう(*^^*)