人生の達人 松下幸之助さんの「ツキを呼ぶ口ぐせ」

ゆほびかGOLD最新号が、おかげさまで、全国の書店さんでロケットスタートのようです。
心より感謝いたします。

第一特集の

松下幸之助さんの「ツキを呼ぶ口ぐせ」

の内容を、江副からご紹介させていただきますね。

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「経営の神様」と言われる松下幸之助さんの生誕120年に当たる今年、改めて、その著作や、強運な生きざまに注目が集まっています。
今回、晩節の松下さんと親交があった上智大学名誉教授の渡部昇一先生に、松下さんの強運人生をご解説いただき、その味わい深い人生哲学と、「ツキを呼ぶ口ぐせ」をご紹介いただきました。

この特集の冒頭では、渡部昇一先生が、アメリカの雑誌『LIFE』の松下幸之助さんの特集を見て、「さすが外国人の見方は違うな」と思ったエピソードを紹介。

『LIFE』は、松下さんの偉大さとして、以下の5つを挙げています。

①最高の産業人
②最高の所得者
③最高の哲学者
④最高の出版人
⑤大ベストセラー作家
です。

松下さんは、幼少の頃から奉公に出た苦労人で、体も弱かったことが知られています。
しかし、一見ハンデとも思えるそうした境遇も、とらえ方を変えることで味方にしてしまう天才でした。
例えば、以下のような例があります。

わずか9歳で大阪へ奉公に出た後は、働きづめの日々を送りました。もともと体が弱かったこともあって、20歳のときには、肺尖カタル(肺結核の初期症状)を患いました。
そのため、病気とのつきあい方にも、哲学者としての松下さんの考え方がたいへんよく表れています。
松下さんは、
「病気から逃げてはいけない。病気を恐れて遠ざけていると、病気は後から追いかけてくる。逆に、病気を味わい、病気と仲よくすれば、最後には病気のほうから卒業証書をくれる」
(本文より)

松下さんと親交のあった渡部昇一先生ならではの切り口で、世界的偉人の強運人生に迫る充実の内容です。(江副)