電車も、花も、電信柱も生きている
ある朝のこと、電車がホームに入ってきました。
「おかえりー。おかえりー」(3歳くらいの女の子)
「おかえりなの?」(お母さん)
「そうだよ。電車、ただいまって言ったよ」
きっと、おうちでも仲よく、おかえり、ただいまという言葉が、交わされているんでしょうね。
最近自分も、お花にあいさつするおじさんになってしまいました。
湯島小学校の子供たちが植えたチューリップ。
かわいいです。
確かに、なにかこたえてくれているような気もします。
以前、斎藤一人さんが教えてくれたこと。
花、木、植物に、あいさつすると、パワーをかえしてくれるそうです。
そういえば、、、
作家の中谷彰宏さんは、電信柱にもあいさつするとおっしゃっていました(^^)
試しに、目に入る周囲のぜんぶに「こんにちは」とか「ありがとう」とか、あいさつしながら、10mくらい、歩いてみました。
すると、あまりにも生き生きと、みんな立体的に、踊るように見え出して、笑いがこみあげてきました。
まるで宮沢賢治の世界の、扉がパッと開いた感じです(*^^*)
(こっちがほんとうの姿なのかな?)
今月号「ブッダの祈りの言葉CD」特集の取材で、ダライラマ法王の高弟、ザチョジェ・リンポチェ師が、仏教の教えの精髄は「尊敬」の一語に集約されると教えてくださいました。
自分への尊敬
人への尊敬
植物への尊敬
動物への尊敬
モノへの尊敬
山への尊敬
河への尊敬
海への尊敬
地球への尊敬
宇宙への尊敬
「尊敬」を意識することが、幸せに生きるための鍵となるそうです。
ちなみにCDに収録されているのは、深く慈愛に満ちたリンポチェ師の声で、歌うように真言(祈りの言葉)が唱えられた、唯一無二の音源。
まさに、「自分とすべてへの尊敬」を言い表している、観音菩薩の真言であり、チベットでは、カルマを浄化し、苦しみを遠ざけ、悟りへと導く功徳をもたらすとされています(意味など詳細は誌面をご覧ください)。
ヒーリングピアノの音も心地いいCDになっていますので、ピンと来たらぜひお手に取ってみてくださいね。