NHKでも大評判「アドラー心理学」の真髄

こんにちは、ゆほびか編集長の西田です。
今日から3月ですね。

日ごろの感謝を込めて、「ゆほびか」最新4月号で大反響を巻き起こしている
「人生の意味がわかるアドラー心理学〜岸見一郎&本田健スペシャル対談」
のすばらしい内容を、本日から数回にわけて、ご紹介させていただきます。

岸見一郎さんの著書『嫌われる勇気』をきっかけに、広く知られるようになった「アドラー心理学」。
現在、NHKの人気番組『100分de名著』で、岸見さんを解説者としてアドラーの『人生の意味の心理学』が取り上げられ、アドラー心理学に再び注目が集まっています。

この対談では、アドラー心理学を絶賛する、ベストセラー作家の本田健さんが、岸見さんに、アドラー心理学のエッセンスや「アドラー心理学と運」についてインタビューしています。

アドラー心理学は「勇気の心理学」と言われています。
それはなぜなのでしょうか?
岸見さんと、対談の名手でもある本田健さんの対話は弾みます。

それでは、本日からのメルマガ、どうぞお楽しみくださいね。

みんなに役立つアドラー心理学その1
「誰の人生もけっしてトラウマには支配されない」

「過去のことはともかくこれからどうしたいのか」
本田 アドラー心理学を読んだ人が例外なく驚くのは、トラウマの存在を否定していることです。トラウマがあなたの人生を支配することはないと言い切っています。

岸見 はい。もちろん、トラウマという概念があることは、アドラーもわかっていました。その上で、あえてトラウマを否定したのです。なぜなら、人間はトラウマに支配されているうちは前に進めないからです。
どんなにつらく、悲惨な経験をしても、生あるかぎり私たちは前を向かなければなりません。
トラウマが今の悩みのほんとうの原因だとしたら、タイムマシンで過去に戻って人生をやり直さないと、悩みは解決できないことになります。ということは、その人は一生不幸のままであり続けることになります。
しかし過去には戻れない。それなら、戻らないことから始めるしかありません。

本田 過去志向でなく、未来志向ですね。カウンセリングでは、具体的にどう対処するのですか?

岸見「過去のことはともかく、あなたは、これからどうしたいのですか」と。それしかないですね。
アドラー心理学的なアプローチでは、まず「悩んでいる目的はなんですか?」と訊ねます。

本田 “悩む目的”ですか?

岸見 悩むのは、悩んでいる間は決めなくてもいいからです。だから、「あなたはずっと悩み続けて結論を先送りすることもできるし、今すぐ悩むのをやめて、これからすべきことを決めることもできます。さあ、どちらを選びますか」と。
人は悩んでいると、仕事をしているような気分になります。でもそれでは、いつまでも前に進めません。

本田 選ぶしかないわけですね。

岸見 はい。さらに「いつ決めますか?」と訊ねると、たいていの人は、ほどなく答えを出します。“悩むフリ”に時間をかけていても無意味だとわかってくるからです。
悩んでいる時点で、実はもう結論は決まっているものです。
(以下略、ゆほびか4月号より抜粋)



それでは明日もすてきな一日を!


感謝をこめて
ゆほびか編集部

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