「ゆっくり生きる」だけで健康と幸福が押し寄せる

おかげさまで、12月号、大好評をいただいています♪

ありがとうございます!ヽ(^o^)丿

今日は、
「ゆっくり生きる」大特集について、
編集担当者から、
内容をご紹介させていただきますね(ゆほびかWEBより)。



☆☆☆
大特集
「ゆっくり生きる」だけで健康と幸福が押し寄せる

ゆほびか』という言葉の意味をご存じですか?
それは、日本の古語で「ゆったり豊かなさま」という意味です。
おかげさまで『ゆほびか』は今月号で創刊17周年を迎えます。
私たち編集部は、この雑誌の名前に改めて思いを馳せ、
現代に生きる私たちに必要なことを考えてみました。

仕事や家事、子育て。
常になにかに追われているような毎日を送っている私たち。
地震、不況、原発と、将来への不安もぬぐい切れません。

そんなときだからこそ、「今」を生きたい。
過去へのとらわれ、未来への不安を払しょくする近道が、
「ゆっくり生きる」ことだと思うのです。

スピードを緩めることで、車窓の景色は変わってきます。
ふだんなら目に入らないような、とても貴重な発見があるかも知れません。

自然と動物に囲まれ、
季節の花々とお茶の時間を欠かさなかった
絵本作家ターシャ・テューダーの美しい写真から始まる本特集。
医師をはじめ、呼吸や料理の専門家が「ゆっくり」の効用を、
ゆっくり丁寧に説いていきます。

この特集が、あなたにとって
「ほんとうにたいせつなもの」を見つけるきっかけになることを願ってやみません。

1自給自足の絵本作家ターシャ・テューダーのスロー生活

ターシャ・テューダーアメリカの裕福な家庭に生まれ、
23歳で結婚後、絵本を出版しました。
30歳でニューハンプシャーの田舎に引っ越し子宝に恵まれたものの、後に離婚。
56歳でバーモント州の山奥に18世紀風の農家を建てて、1人暮らしを始めました。
花や野菜を育て、犬を飼い、ししゅうをし、
お茶の時間を楽しみ、そして絵を描く日々……。
その中でターシャにより語られた言葉は、
優しく、深く、私たちの心を打ちます。
今回は、ターシャのいくつかの言葉とともに
その生活ぶりが分かる写真をご紹介します。
世界銀行本部人事カウンセラーの中野裕弓先生による解説も、ぜひご覧ください。



2医師が発見!高血圧・糖尿病・頭痛を防ぐ「ゆっくり動作」

「自律神経」に関する研究の第一人者、
順天堂大学医学部の小林弘幸教授に
「ゆっくり動作のコツ」をご解説していただきました。
健康な状態とは、2つある自律神経の交感神経と
副交感神経のバランスが整った状態です。
しかし、男性は30歳、女性は40歳を過ぎると、
副交感神経の働きがガクッと下がって、
自律神経のバランスがくずれがちになるそうです。
自律神経のバランスを整えるキーワードが「ゆっくり」。
小林先生によると、「ゆっくりを意識して、
ゆっくり話し、ゆっくり動き、ゆっくり生きることがたいせつ」とのこと。
それが副交感神経を上げて自律神経を整える最も効果的な方法だそうです。



3「ゆっくり呼吸」で免疫力・直感力が向上。重症うつも解消

これまでの間、長きにわたり人間の生活は太陽とともにありました。
日が昇れば仕事をし、沈めば体を休める。
雨が降れば家事をする。
朝昼夜の区別がない生活になったのは、この100年ほどのこと。
徹夜、夜勤があって、残業は日常になりました。
深夜も、ネットやメール、ゲームなどで頭も目も休まる暇がありません。
こういう生活を続けていると、やがて体が疲弊してきます。
今のなんとなく慌ただしい日常と、
長年の生活で体に染みついた晴耕雨読のリズムが衝突して、
いつの間にか心身が疲れてしまうのです。
「世の中には、そうした理由から
疲れている人が少なくない」と、
今回、「ゆっくり呼吸法」を指導してくれた
ひらやまれいこ先生は指摘しています。
生体が無意識のうちに行っている生命維持活動のうち、
「呼吸」は、人間が自分の意思でコントロールすることができるただ1つのもの。
意識してゆったりと呼吸をしていると、
体も心も自然とリラックスしてきます。
ゆっくり呼吸をしている間、
免疫力(病気を治そうとする力)が向上していることも確認されています。
このとき、宇宙のエネルギーが体内に流れ込んできて、
体の不調や老廃物をすっかり洗い流していくようすをイメージするともっといい。
宇宙とつながる一体感を感じながら、
ゆったりと呼吸をしてみるだけで、
普段の生活では決して味わうことがない幸せな感覚を楽しむことができます。
自然に前向きになれ、家庭も仕事もうまく回り始めます。
最近、なんとなく眠れないなとか、
一晩寝ても疲れが取れないという人は特にお勧め、ぜひお試しください。



4ゆっくり煮込む「野菜の重ね煮」の不思議な甘さと超効果

「重ね煮」とは、くつかの野菜を切って重ねて蒸し煮にする調理法のこと。
とてもシンプルな方法ですが、そこには驚くべくパワーが隠されています。
今回、この調理法を教えてくれるのは、料理研究家の戸練ミナ先生。
戸練先生によれば、ポイントは「野菜の特性に合わせた順番で重ねる」こと。
つまり、空に向かって成長するトマトは上に伸びる特性があり、
土の中に深く伸びていくニンジンなどの根菜は下に伸びる特性があります。
上に伸びる特性の野菜を鍋の下のほうに、
下に伸びる特性の野菜を鍋の上のほうに重ねます。
そしてゆっくり35分以上、焦らずゆっくり火を通します。
そうすることにより、鍋の中で上下の力が調和し全体のバランスが取れるというのです。
時間がかかりそうに思えますが、
一度作ってしまえばみそ汁やスープに最後に加えたり、
そのままサラダにしたりと、使い勝手が抜群!
結果として、料理の手間が省けるお勧めの調理法です。



5「ゆっくり話す」と怒りが消え、人間関係・仕事も好転

「ゆっくり話すようにしたら、
頭痛や不整脈などの不調がなくなった」と話すのは、
順天堂大学医学部の小林弘幸教授です。
かつての小林教授は、自他ともに認める
怒りっぽい人間で、気が短く、
すぐに怒鳴っていたとか。
それが自律神経の研究を始めるようになり、
「自律神経の達人」ともいえる人に出会ってから、
その態度を改めるようにしたところ、
とてもよいコンディションを保てるようになったそうです。
「ゆっくり話す」ことがなぜ健康状態を左右するのか、
なぜ仕事や人間関係にまで影響するのかは、記事をご覧ください



6「ゆっくり歩く」と引きこもり・不登校までリセット

ふだん、どんな歩き方をしていますか?
気づかぬうちに、背中を丸め、下だけ向いて、
セカセカと歩いていることって多いもの。
そんな早歩きも、また、ダラダラ歩きも、すぐに疲れてしまいます。
ポイントは「大腰筋を使って、ゆっくり歩く」こと。
先人たちも、ゆっくりと歩いて、人生をリセットしてきました。
今回は上手に疲れず歩く方法を紹介します。



7母も子も、必ず幸せになれる「ゆっくり子育て」

カリスマパーツモデルとして、雑誌やテレビで活躍中の金子エミさん。
2人の男の子のママとして、家事と仕事を両立させています。
今回は、ダウン症の長男の子育てについて、お話を伺いました。
カメラ好きのお子さんが撮影した写真は、
独特なアングルで光を切り取った、とても印象深いものです。
写真もお借りして掲載していますので、ぜひご覧ください。